ユーチューブはアイフォーンで動画広告がつくれるアプリ「ユーチューブ・ディレクター」の改訂版を公表

ユーチューブは今日、iOS向けアプリ「ユーチューブ・ディレクター」の改訂版を公表した。これは主に、グーグル・アドワーズで動画広告を配信したい企業からの需要を狙った設計。今日時点ではカナダと合衆国内のみでの提供だが、ユーチューブの計画では今後各国への普及もめざすという。ユーチューブの説明ではアプリは「手軽に、携帯電話からでも動画広告を制作できる」うえ、「編集の経験がなくても」問題ないという。
自ら経営する事業主のなかには、デジタルの取扱いに馴れた、アイフォーンがあれば自分で用途を満たす広告を作れる人もいるが、それ以外の経営者はそうでないと仮定するのはさほど突飛ではない。ユーチューブも同じような仮定で見ていたのだろう。また、動画制作者に依頼して「広告の撮影、編集作業」を「月に150ドル以上ユーチューブで広告を利用する企業を対象に無料」で提供するという。なお、アトランタ、ボストン、シカゴ、ロス・アンジェルス、サン・フランシスコ、ワシントンDCの国内都市での限定サーヴィスとなっている。
最後に加えて、ユーチューブはアプリ提供元を対象に新型ツールをリリースした。動画広告のために企業のロゴ、アプリ画面のスクリーンショットが簡単に取り込める。こちらは世界各国での提供となる。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Harrison Weber.)