合同会社設立144日目、朝

港区は晴れ。ここ数日晴れがつづいている。目覚めたときに明るいというのはいい。わたしにとっては大事なことだと感じる。それから鳥の声。これさえあれば、たいていのことは乗り切れるのではないか。一介の動物として生きる。鳥はたぶん、ここが人間の社会だとは思っていないだろう。人間も数多いる動物の一種として見ているような気がする。相当特殊ではあるけれど。そんな朝にわたしはコンピュータに向かい合って言葉を打ち込んでいる。