2020-01-01から1年間の記事一覧
ユニオン・スクエア・ヴェンチャーズという投資会社のパートナーであるアルバート・ウェンガーさんが興味深いツイートをしていました。 友人のウェブサイト構築に、どのサービスを使うのがいいかな?という疑問です。https://twitter.com/albertwenger/statu…
前回はヒドロキシクロロキンの一面である抗マラリア剤としての効き方、そのしくみを掘り下げました。その先に進むのか、引き返すのか悩んだ末、先に進むことにします。 レムデシビルとヒドロキシクロロキンのツイート数 変動があるとすれば、レムデシビルは…
前回はマラリアへの治療薬として果たしてきたクロロキンの役回りと、プロテアーゼの内情について掘り下げました。今回は少し方角を転じますが、掘り下げている場所はほとんど同じです。 レムデシビルとヒドロキシクロロキンのツイート数 前回からの変動とし…
前回はDNAジャイレースとトポイソメラーゼIVという酵素、またDNAを構成するヌクレオチドについてかんたんに触れてみました。レムデシビルにも係わりが深いからです。今回はヒドロキシクロロキンに軸足を移してみるつもりです。 ツイート数からみる、…
前回は抗生物質の係わりで、レボフロキサシンにも触れました。それにともない、mRNA転写というしくみを考え、遺伝子情報の複製がとにかく絡んでくる話だということが見えてきました。今回はまた深堀りしたいテーマが見つかったので、少しずつ、でもしつ…
前回は抗生物質のなかでも、リファンピシンの作用機序を知るうえで不可欠なRNAポリメラーゼとmRNAのさわりを記載しました。mRNAについて、少し補足する必要を感じましたので、角度を変えながら、核心に近づくのが今回のねらいです。 リファンピシ…
前回はレムデシビルとリファンピシンの共通項や、抗ウイルス薬と抗菌薬のそれぞれに係わる、核酸合成阻害のプロセスにも掘り下げていきました。不明だったRNAポリメラーゼとmRNA転写の仕組みについて、今回は調べます。 RNAポリメラーゼと組み合わせ…
前回は抗生物質の深堀りを進めました。アジスロマイシンが、ヒドロキシクロロキンとの併用で有効な治療結果を生んでいるとの研究も発表されて、ますます気になる抗生物質。では、たんぱく合成阻害薬であるマクロライド系抗生物質は、やはり現在の医療におい…
前回まで、抗生物質のなかでも、ペニシリン系とマクロライド系に触れてきました。 COVID-19の20年初期においてヒドロキシクロロキンとの併用で治療に用いられたのは、マクロライド系です。 なぜ、併用されたのか マクロライド系の抗生物質が、クラミジア肺…
前回はクラミジア肺炎との係わりで、抗生物質が果たす、新型コロナウイルス治療への道筋を考えてみました。抗生物質にも色々ありますが、掘り下げていきます。 マクロライド系抗生物質と組み合わせて検索されたワード マクロライド系抗生物質と組み合わせて…
前回は視点を変えて新型コロナウイルスとクラミジア肺炎の双方に投与された抗生物質について探りました。もう一歩、先に進めればと思い、調べ物を継続します。 ツイート数からみるレムデシビルとヒドロキシクロロキン レムデシビルとヒドロキシクロロキンの…
前回では、ヒドロキシクロロキンの治療薬としての可能性を、マクロライド系抗生物質との係わりで探ってみました。アジスロマイシンについては、「コロナ」というサブワードでの関心が強いことがわかりました。、やはりヒドロキシクロロキンとの併用を念頭に…
前回までは、治療薬としての効能の賛否、ヒドロキシクロロキンの詳細、レムデシビルの抗ウイルス薬としての側面、インフルエンザウイルスとの違いなどをみてきました。いろいろわかってきたこともあるけれど、そもそも・・・。という気がするのは、いつにな…
新型コロナウイルスがきっかけで、ウイルスへの関心がますます高まっています。同じウイルスでも、インフルエンザのウイルスは、ウイルスの一般認識と分けて考えることが通例のようです。 ここでは、自分なりにその違いを探り、わかったことを共有します。 …
これまでにレムデシビルとヒドロキシクロロキンの世の中への浸透のしかたを考えてみました。 次に、薬としての立ち位置が、どのあたりに属しているのか、少し掘り下げてみたいと思います。 薬理学的な見地から、自分で調べてわかった内容をかんたんにまとめ…
ヒドロキシクロロキンをくわしく知りたい レムデシビルとヒドロキシクロロキン の記事で少しずつわかってきた、COVID-19の治療薬の特定をめぐる動き。中国、米国、日本の方向性には、幾らか近似しているような気配がありました。 では、なぜ似ている…
新型コロナウイルスの治療薬として、大きく取り上げられた薬品が2つあります。 レムデシビルと、ヒドロキシクロロキンです。 これらの薬品はそれぞれ、別の疾病に効くことで定評のある、方向性の異なる薬品です。 なぜ、こういった薬品が、新型の感染症の治…
オックスフォード大学が新型コロナウイルスへのワクチンを開発することで、製薬会社のアストラゼネカと協働に入りました。 7月には英国の医学雑誌「ランセット」の論文で、その過程が公表され、現在のところ治験のフェーズ1に進んでおり、安全性の確保がさ…
家族の写真を大事にめくって見る、ご先祖様の昔話に花が咲く。こういった経験はやはり多くの人が思い当たることと思います。 自分の先祖がどこから来たのか知りたい、自分とは何か? これからどう生きるのか? 何を手がかりに健康管理すべきか? そういった…
DNA検査を受けて人生が変わる、そういう経験は期待しているのか?といえば簡単には言えない部分があります。人がひとり生まれ、育ち、大人としてそこに暮らしている。それだけで重みがある。それが変わることは、多くの場合、期待に反することかもしれない。…
マスク義務化はアメリカだけでなく、今週の世界で色々な考えや現象を呼び起こしているようです。 日本ではマスク着用はもはや靴を履いて出かけるのと変わらないほど普及しているように見えます。でも、ホントに意味あるの? それでコロナウイルス感染は万全…
DNA検査が、少しずつ世の中を変えていくのかもしれない。もしかしたら、もう変わっているのかもしれない。 そういうことを、感じた新聞記事を偶然みつけたので、読んで分かったことをここに共有します。 フェアファックス・タイムズ紙の記事として6月1…
正直、コロナウイルスの原因がどこにあるという話はあまりピンと来なくて。そう、ずっと半年くらい避けてきたのですが、そろそろ世の中の関心から外れてきたのかな、と思うので、自分なりに調べてみました。 読みたいという人はあまりいないかもしれませんが…
日本ではもうマスクがない生活は、ほとんどの人が考えられないようになってきましたが、米国をはじめ西洋の国々では、マスクをしない人の割合が比較的高いことがわかっています。 では、これからもアメリカ人は、マスクをしないのか? なんでしないのか・・…
健康のことが気になる、自分の血はどこから来たの? 知りたいけど本当にそれでわかるのかな・・・。 いまいち体調がすぐれない、その理由もよくわからない。何か重病の兆しなのか、それとも遺伝から来る体質なのか。 気になり始めたら、自分の血筋を知る方法…