ゼネラル・モーターズがオンスター・サーヴィスをヨーロッパに展開

ゼネラル・モーターズはワイヤレス産業がラス・ヴェガスで開催中の見本市を利用して、オンスター・サーヴィスの一部ヨーロッパ各国での展開を発表した。
メアリー・チャンはGMの相互接続コンシューマ事業担当プレジデントを務めている。彼女は同社の定額制セーフティ兼ナヴィゲーション・サーヴィスを合衆国およびカナダからヨーロッパの一部へと拡張する計画について、その進出の詳細を語った。
合衆国ではAT&Tがオンスター・サーヴィスを提供しており、デトロイトを本拠とする自動車メーカーである同社はオンスター4G LTEワイヤレス・ホットスポットを7月より同社製車両で展開している。たとえばシェヴォレー・マリブ、インパラ、ヴォルト、ビューイック・リーガル、ラクロスがその対象となっている。GMは今年中に30車種以上でワイヤレス4G LTE接続を採用する見通しだとチャンは語る。「われわれはこの装備品技術については格別の信頼を置いております」と彼女は言う。「それはたんに、Wi-Fiホットスポットを装備するというだけではありません。相互接続型プラットフォームへの進化を見込み、セーフティとセキュリティをお届けするのです」
相互接続型自動車は、昨今珍しいものではなく、音楽ストリーミングをはじめ、インターネット経由で提供されるサーヴィスがその代表である。ラルフ・デ・ラ・ヴェガは、AT&Tモバイルおよびビジネス・ソリューションズ・グループ首席経営執行役員を務める。彼は2017年までに合衆国内の60パーセントの車両でワイヤレス接続が標準装備となる調査結果がストラテジ・アナリティクスから出ていると述べた。それはすなわち、四輪のスマートフォンが1千万台現れるということです、とデ・ラ・ヴェガは言う。標準装備の接続可能自動車が増えれば、それはAT&Tにとって新たな顧客の招致により、たとえば家族内で端末だけでなくデータの共有ができる契約プランを提供できるようになるという。(続きを読む)
(From the Re/code blog post. Thanks to Dawn Chmielewski.)