ボックスがクラウド管理者向けツール制作のエアポストを買収

エアポストは、ITマネージャが社内の従業員のクラウド・アプリケーション利用状況をモニタリングするためのツールを制作するスタートアップだが、今朝同社はボックスから買収されたことを公表した。同社創業者兼CEOネヴィッド・ナソーがブログ記事に述べた内容によると、これは一部目当ての有能社員を獲得する趣旨と見受けられる。エアポストのチームはボックス(先月上場したばかり)に加入しエアポストは3月1日をもってサーヴィス打ちきりとなる。ボックスのスポークスパーソンはイーメールの問い合わせで買収の事実を公式に認めた。
ナソーは買収について次の通り述べている。

ボックスに加入することになり、わたしたちはこれまで以上に大規模かつ国境を越えてセキュリティや利便性を向上させることが可能となります。ボックスはエンタープライズにおける高セキュリティの知的共同作業で先端を行く存在で、わが社と同じようにユーザ主導のエンタープライズ向け生産性ツールの革新を推し進めることが将来の目標です。わが社はエアポストで開発した利用形態をもとに、企業団体がクラウド利用においてもっとも安全に利用できるコンテント共有手段をつくっていきます。きっと社員職員の皆さまに生産性の向上を実感していただけるものと期待いたします。

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(From the TechCrunch blog post.Thanks to Anthony Ha.)