確報:グーグル・ファイバーがサンアントニオで展開

本日グーグルはテキサス州サンアントニオ光ファイバー通信網を展開することを発表した。
同社はこの通信網の設計を近日中に着手し、延べ4千マイルのファイバー・ケーブルをサンアントニオの140万世帯に網羅し、「ギガビットのブロードバンド」(1000Mbpsに相当)が使えるように整備する計画だという。グーグルはさらに、サンアントニオは同社にとって最大級の接続規模となると表明した。
グーグルがサンアントニオを選んだ理由のひとつは、ホワイトハウスのイニシアティヴ「テックハイア」「コネクトホーム」への参画であり、アメリカ国内の下層中産階級に雇用とテクノロジの供給を図る取り組みの一環となっている。グーグルは低収入で社会基盤の恩恵をあまり受けられていない人々を対象に高速インターネット接続を提供するプロジェクトであるコネクトホームに協賛してきた。先月、グーグルは今後10年間にわたって公営住宅の住民に無料光ファイバー・ブロードバンドを提供する公約を掲げた。
グーグルはこれまでに18都市を選定しファイバー通信網を整備すると表明しており、このうちテキサス州オースティン、ミズーリ州カンザスシティユタ州プローヴォの3都市ではすでに提供が始まっている。
さらに、グーグル・ファイバーの予定されている都市はノースカロライナ州ラリーダーラム、ノースカロライナ州シャーロッテ、ジョージア州アトランタユタ州ソルトレークシティが挙げられる。

グーグルはさらに、オレゴン州ポートランドカリフォルニア州サンノゼアリゾナ州フェニックスを光ファイバー通信網の候補に検討している。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thaks to Ruth Reader.)