クアルコムはヴーフォリア拡張現実事業を65百万ドルでPTCに売却
クアルコムは月曜日、ヴーフォリア拡張現実プラットフォームを65百万ドルで事業売却したと発表した。だが買い手となったのは、テクノロジで名の通った存在ではなかった。
買い手の名前はPTC。マサチューセッツ州ニーダムを本拠とするインターネット・オヴ・シングズを手がける企業だ。
リコード誌では、先月にクアルコムがヴーフォリアを事業整理の対象とし、コスト削減とモバイル事業への集中をめざしていることをお伝えしていた。
ヴーフォリアのテクノロジをつかうとスマートフォンやタブレットを通じて広告、玩具その他リアルの物体に息吹を与えることができる。この取り組みはまずまずの評判で開発者も集まってきたが、拡張現実という手法は変り種の域を出ず、主要事業にはなりえていない。
今回の取引は2015年中にも決済完了するとみられる。クアルコムのヴァイス・プレジデントであるジェイ・ライトはこれまで同事業を経営してきたが、今後はPTCへ移籍し引き続きヴーフォリアの従業員を指揮する。続きを読む
(From the Re/code blog post. Thanks to Ina Fried.)