IBMはアパッチ・スパークを活用しSPSSの高速化へ

IBMは今日、オープンソース「アパッチ・スパーク」データ処理エンジン採用ソフトウェア・プロダクトの改善版を発表した。このなかにはSPSS予測機能付アナリティクス・ソフトウェアも含まれる。
IBMは2009年にSPSSを12億ドルで買収した。SPSS自体は1968年にスタンフォード大学で創業され、その後多くの大学で統計学の講義に活用されてきた。
IBMはスパークをSPSSモデラーに最適化しているほか、SPSSアナリティクス・サーバにも適用していると同社スポークスマンがヴェンチャービート誌の取材に対しイーメールで述べている。
スパークはIBMのビッグインサイト、ストリームズ、データワークスといったソフトウェアにも最適化されている。同社声明文が述べている。
スパークへの集中化は6月にビッグブルーことIBMがオープンソース・ソフトウェアへの路線転換を表明して以来目立つ動きである。IBMは先日、自社製ブルーミックス・クラウドにおけるスパーク・アズ・ア・サーヴィスを発表し、現在同サーヴィスは利用開始されている。
6月の発表以来IBMはスパークとの共同作品を60種以上開発してきたと声明文には述べられている。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Jordan Novet.)