ドメイン名取得とサーバ稼動のタイミングを考えてみる

NTTPCコミュニケーションズよりメールで「ドメイン名登録申請受理通知」が届きました。なかなか早い対応をしてもらえてうれしいです。そろそろサーバ稼動の準備を本格化させたいと思います。
サーバのハードウェアは準備完了です。Core 2 Duo E6600とIntel G965 Expressチップ搭載マザーボード自作PCです。OSはFedora 7をインストールしました。WebサーバはApache 2.0で、全面的にオープンソースソフトウェアで構築しています。
IPアドレスをもらえて、ドメイン名ももらえればウェブサイト公開まであと一歩。ページ作成作業に入ります。Microsoft Expression Webを使用。と、ここまでは問題というほどのものはない。
問題はタイミングです。翻訳会社を作ったわけなので、お客様を呼び込むことが必要です。できるだけ早く仕事本体に取りかかりたいと考えていますが、登記完了が10月11日。その後、銀行へ行ったり税務署へ行ったりという用事が連続してやってくる見込なので、事務所を空けることも多くなるだろうと思われます。ここらへん、起業間もないひとり合同会社の代表の方々は協力者がおられるのでしょうか。でも、ひとりですよね。協力者が常時いるとしたら社員になっていても不思議はないわけで、ひとりということの物理的制約は見逃せないものがあるなと思いました。ぼくの家族は平日仕事に出ていますので、いまのところ常駐しているサーバ管理者が自分だけという状況。レンタルサーバという方法も便利なわけだ。だがまだ答えは出ていない。もう少し考えてみよう。
振り返ってみると、ぼくが自作PCでサーバを運営してみたいと考えたきっかけは、伊藤直也さんのnaoyaのはてなダイアリーでした。ここからCore 2 DuoIntel G965 Expressの組み合わせが考えられたといってもよいと思います。アイディアを頂戴させていただいたわけですが、これを自分なりに解釈して、発展させてみたのが現在のサーバです。

ご存知の方も多いと思いますが、PCケースはAntec Soloというもので、とにかく静かなのが最大の美点です。自宅サーバとしては、夜間家族の眠りを妨げないというのがとくに重要な要素。これに低発熱のCore 2 Duoを入れてみれば、小規模データセンターができあがる。夢のような話だな、とひさしぶりに感動してしまいました。
Core 2 Duoに感動した勢いで、ここまで来てしまいました。E6600の歴史的な大ヒットに乗っかることにして、あれこれと雪だるま式にいろんなものを付着させて巨大化させた結果、四台の同様なサーバが自宅兼事務所にあります。この際コスト云々といった細かいことを忘れて、自分のやってみたいことを周りの人たちに話してみると、大筋で賛成が得られたので、翻訳会社を設立することにたどりついたという話です。
起業間もないひとり合同会社としては、問題は山積です。タイミングを誤ると、信用をいちどに落としてしまいます。それはぼくの望むところではないし、周りの人々も望みませんので、とにかく立ち止まって考えることだけは忘れないようにしたいと思って、ここに自分の考えを書いてみる場所を設けてみました。
伊藤直也さんのサーバ構築の方法を月刊DBマガジン2007年10月号で読ませてもらいました。なぜE6600なのか、ということも書かれています。

DB Magazine (マガジン) 2007年 10月号 [雑誌]

DB Magazine (マガジン) 2007年 10月号 [雑誌]