ニコニコ動画メモ(1周年でサーバ増強)

1周年で年末年始は休業?

ニワンゴは12月12日、「ニコニコ動画」開始1周年に合わせ、同サービスのトップページをリニューアルした。サービス関連情報を更新する「ニコニコニュース」をトップに表示。開発時のエピソードを紹介する記事を掲載したほか、「未確定情報」として、年末年始の休業やサーバ増強などが予告されている。

CNET Japan 永井美智子記者が良記事

ちょうどいまから1年前の2006年12月12日、1つのネットサービスがひっそりと公開された。そのサービスは11カ月後、会員数が400万人を突破。 2007年10月時点で1日の平均訪問者数は143万人、ユーザーの平均滞在時間は1日約1時間と、圧倒的な人気を誇る。

ニコニコ動画の特徴の1つとして挙げられるのが、開発スピードの速さだ。

まず押さえておくべき点は、最初の「ニコニコ動画(仮)」の時点では「YouTube、AmebaVisionの動画上にコメントを書き込む機能しかなかった」という点だ。

「ユーザー側の行動の選択肢が増えると、『そのどれも選択しない』という選択肢まで増えてしまうんです。(中略)戀塚昭彦氏。

優先するのは、開発期間が短く、サービスへの影響力が大きく、ユーザーに使ってもらえるような面白いもの。

簡単にできて、ユーザーが楽しんでもらえるものを優先してどんどん提供していくことで、ユーザーを飽きさせずに惹きつけ続ける。その底辺にあるのは、開発者自身がニコニコ動画の一番のユーザーであり、ファンであるという事実だ。

自分のためのソフトをつくるのが最高のものだということになります。ですから、(自分の開発したサービスを)自分自身も使うというのはかなり重要なところですね」(戀塚氏)

ブログ界隈の反応など

ユーザーの先走りなのかもしれませんが、西村氏自身は、投稿の多いアニメについて「プロモーションになるから権利者は黙認しているかもしれない」と語ったりしています。これが、YouTube の担当者だったら著作権侵害を肯定するようなことは言わないのではないでしょうか。

2つ目は「コラム」
右側に小さくありますが気付いて頂けたでしょうか。
コラムでは、ニコニコ動画に関する出来事や噂の検証、そして時には運営に対する批評なんかもできればと思います。

当時とは比べ物にならないくらいの規模になっちゃって…。何だかんだで大きくなったなーと運営でもないのにしみじみ。いやぁ大きくなった姿見ると、初期から通ってた身としては歓喜。きっかけは音楽サイトに取り上げられた、ひとつの記事から。ズバリ粉雪でしたねー。当時は粉雪のPVが印象強かった。

その中から人気の高かったものが最終候補としてノミネートされ、一般投票によって流行語大賞が決定されるわけですが、今回ノミネートされた言葉が明らかになりました。いずれも2007年のインターネットを象徴する言葉ばかりです。たぶん。
そしてこれがノミネートされた言葉一覧。「CLANNADは人生」「アッー!」「スイーツ(笑)」「ニコニコ動画」「初音ミク」「リア充」「Nice Boat.」「アサヒる」「自宅警備員」といった単語が並んでいます。

数的評価に還元しない方法での質的評価の可視化。今のところ最もうまくいっているように思われるのはニコニコ動画な気がする。擬似同期的コメントによる質的評価の可視化である
もちろん食っていけるかどうかという話をしだすと、どこかでお金という数的評価に還元せざるをえないので、最初から最後まで質的評価で押し通すというのは難しいかもしれない。ただそこに至るプロセスで、どうにか面白そうな質的評価の可視化というのができないものだろうか。結論は丸投げなんだけれど、考える必要はあると思う。

ITmedia記事よりニコニコ祝日