インテルが1セント硬貨よりも小さく一滴の水よりも軽いSSDを開発

2GBと4GBから、携帯端末向けに順次リリース

Intelは米国時間12月17日,記憶容量2Gバイトと4Gバイトの携帯用デバイス向け半導体ディスク(SSD)「Intel Z-P140 PATA Solid-State Drive(SSD)」を発表した。現在サンプル出荷中で,まず2008年第1四半期に2Gバイト版の量産出荷を開始し,その後4Gバイト版をリリースする。

Intelは12月14日、親指のつめ程度のサイズの新しいSSD(ソリッドステートドライブ)を発表した。多数の携帯機器で、次世代のモバイル、デジタルエンターテインメント、組み込みアプリケーションの重要なコンポーネントになるとしている。

大きさは親指の爪程度(1セント硬貨よりも小さく、一滴の水よりも軽い)

このZ-P140の大きさは1セント硬貨よりも小さく、一滴の水よりも軽いという。

発熱の低さがメリット

Critical to mobile applications, its active power usage is 300mW, and only 1.1mW in sleep mode, which helps to extend a device’s battery life.

モバイル・アプリケーションには決定的なことに、動作時の消費電力は300mW、スリープ時には1.1mWで、これによって端末の電池の持ちがずっとよくなる。

インテルが見据えている将来との関連

Intel's decision to focus on this type of SSD design only makes sense when the company's Merom[Menlow] platform is considered as a whole.

インテルがこの型のSSD設計に注力することを決断したことの意味は、この会社のメンロー(Menlow)プラットフォーム全体についてよく考えてみることで、はじめてその真価がわかる。