アキバ関連メモ nForce 780iマザーボード、Phenom値下がり、メモリ増設

nForce 780iマザーボードは1種類のみ

今週はNVIDIAから発表された「nForce 780i SLI」チップセットを搭載するマザーボードが店頭に並んだほか、AMDは25日に「Phenom 9600 Black Edition」の発売を予定している。

今週一番の注目製品は、NVIDIAが発表したばかりの新チップセットnForce 780i SLI」を搭載する製品の発売だ。発売が確認できたのはXFX製の「MB-N780-ISH9」のみで、価格は36,000円〜37,000円前後。

Phenom値下がりで、かなりお買い得と思われる

TSUKUMO eX.では今週末まで、Phenomと対応マザーボードの同時購入で3,000円〜5,000円を割り引くセールを実施しており、これを利用すれば Phenomを2万円前後で購入できることになる。セットにするのは1万円以下の770チップセット搭載マザーでも構わないので、かなり安くPhenom マシンを組むことができそうだ。

AMDの一部モデルが大きく値下がりしている。最安値の値下がり幅はPhenom 9500(2.2GHz,L2 512KB×4,L3 2MB)が先週比3,988円(-14.6%)(...)

シングルチャネルで使うとどうか、という番外編

これだけ価格が安くなった以上、メモリを買うなら2枚単位、その方がデュアルチャネル動作にもなるし、と考えて、中編のテストはデュアルチャネルモードのみのテストを行なったのだが、シングルチャネルはどうなのさ、という指摘を読者の方からいただいた。確かに新規購入に限らず、増設するユーザーだっているし、4GB以上のメモリが自由に活用できない現状を考えると、追加購入するメモリは2枚単位とは限らない。ちょっと追試をしてみることにした。

さてその結果だが、もう見事なまでにどれも同じ。

新しく組む場合の筆者のおすすめは、とりあえず2GB DIMMを2枚挿して4GB構成にすること。32bit OSだと700MBあまり利用できないメモリが生じるが、今のメモリ価格なら、この程度の贅沢は許されると思う。この方が1GB DIMMを買い込むより、次のシステムにメモリを持ち越した場合、使い勝手が良いハズだ。