モジラがクリス・ビアードをCEOに任命

オープンソースモジラ・コーポレーションはクリス・ビアードを新しいCEOに任命した。ビアードは前任のブレンダン・アイヒの辞任後、暫定CEOを務めてきた。アイヒは4月にカリフォルニア州議会でのゲイ結婚反対勢力へ政治献金をおこなった過去が議論を呼び、その結果就任まもなくの辞任となった。
同社はブログ記事でビアードについて、モジラの古参社員として、2004年の初代ファイアフォックス発表前から同社に貢献してきたと述べている。また彼はヴェンチャー・キャピタルのグレイロック・パートナーズにてエグゼクティヴ・イン・レジデンスを1年間務めてきた。カタリーナ・ボルシェールはスピーゲル・オンラインCEOでモジラ取締役会にも名を連ねているが、彼女はビアードについてこの組織を運営するのにふさわしい人物と称賛している。「彼はモジラオープンソースのコミュニティの重要度を理解しており、プロダクトへの確固たるヴィジョンも備えています」
リード・ホフマンはリンクトインの共同創業者で、モジラ取締役会にも名を連ねているが、ビアードについてこう述べている。「モジラの組織、コミュニティ、オープン・テクノロジ運動の側面をよく知っており、CEOにふさわしい人です」(続きを読む)
(From the Re/code blog post. Thanks to Arik Hesseldahl.)