ヤフーがレティナ・ディスプレイ最適化されたアイパッド向けフリッカー3.2アプリを開設

金曜日の午後は企業が消し去りたいニューズを発表するのにつかわれることが多いが、ヤフーは金曜日の午後11時40分をつかって、よいニューズを出してきた。同社はアイパッド向けフリッカー公式アプリを開設した。ヤフー傘下のフリッカーはこれまでもiOS向けアプリがあったが、これはアイフォーン向けに限られていた。このたび新設したアイパッド向けアプリのフリッカー3.2 は、レティナ・ディスプレイに対応している。先代アイパッド・エアとアイパッド・ミニから採用され、新世代アイパッド・エア2とアイパッド・ミニでもつかわれるディスプレイだ。レティナ・ディスプレイは格別新しいものではなく、むしろiOS8のリリースがフリッカーの背中を押したことになる。新しいアイパッド向けアプリはiOS8でのみ動作する。
アイフォーンのユーザにはフリッカー3.2が提供され、新しいOSにした場合入手できる。このフリッカー・アプリは高解像度のディスプレイで画像表示が可能で、同社ブログ記事によると「写真ごとに最大300万ピクセルまで対応」する。これは2948x1056ピクセルのディスプレイに相当する。
このアプリでは横長の「ランドスケープ」と縦長の「ポートレート」の両方でフリッカー・フィードが表示できる。また、余白には写真についての詳細情報やメタデータが並ぶ(これはフリッカーの強みのひとつだ)。また通常のフリッカー検索とコメント機能もつく。
このアプリでは、アイパッドでの撮影もでき、さらにライヴ・フィルターやライヴ・ヒストグラム(デジタルSLRでつかわれるカメラ露光調整)も対応するため、ヴァーチャル・シャッター・ボタンを押す前にどんな写真が撮れるか確かめられる。
タブレットで写真撮影するのは一部の人にとって厄介な作業だが、フリッカーアイパッドの高解像度画面と秀逸なカメラの優位を最大に生かしている。そのため、写真をうまく撮ることにもつながるのではないだろうか。(続きを読む)
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Dylan Tweney.)