サイドカーが「コミュート」サーヴィスを開設、朝の通勤向けにディスカウントを提供

ライドシェアリング・サーヴィスのサイドカーはわたしにベータ版試用の招待を送ってきた。その新機能は「サイドカー・コミュート」と呼ばれる。
その仕組みは次のように試用者向けサインイン・ページに説明されている。まずサイドカー・コミュート・パックに週35ドルを支払う。すると、毎朝サイドカーのリクエストを送ることができる。また、1回につき15ドル分のサイドカーで利用できるクレジットがもらえる。仮にわたしの計算が正しければ、週に最大40ドルを節約することが可能となる。そういうわけで、もしあなたが定期的にライドシェアリングを利用して出勤するなら、その節約額は見逃せない。ユーバやリフトを利用しているなら、乗り換えるだけの価値がある。すでにサイドカー利用者なら、より頻繁につかう気になるだろう。(もしあなたが定期的に通勤しない、あるいは朝に通勤しないなら、必ずしもその用には向いてなさそうだ)
わたしはサイドカーにイーメールで試用版について問い合せたが、サイドカーのスポークスパーソンはコメントに応じなかった。返ってきたのは次の回答である。「弊社は日頃より、サイドカーがドライヴァーと乗客の双方にとってすばらしい利用形態をお届けできるよう、試験運用を行っています」
念を押すと、これはベータ試用版で、もし一般公開されるようなら、その条件や価格が変更されることもありうる。だがもし、サイドカー・コミュートがこのまま一般公開されるようなら、ディスカウント分の負担は会社にとって大きく、とくにドライヴァーに満額で支給するなら重たくのしかかる。あるいはサイドカーは乗車クレジットを全部つかわない人を計算に入れているのかもしれない。だがもし全部つかうとしても、実際1500万ドルを資金調達して、それがつかう見込みのないものなら何故そうするのか?(続きを読む)
(From the TechCrunch blog post. Thanks to Anthony Ha.)