ユーチューブがジンガ幹部ブロンシュタインをコンシューマ向けプロダクト統括に起用

ユーチューブは、昨年有名な幹部が多数退社してきたが、このたび同社は数名の辣腕幹部を引き入れた。ヴィデオ・サイトである同社はジンガの幹部マヌエル・ブロンシュタインをコンシューマ向けプロダクトの運営に起用した。
ブロンシュタインは事実上8月に生じた空席を埋めるかたちになる。同社のコンシューマ向けプロダクト統括者シヴァ・ラジャマランが退社しスポティファイに移籍したためである。ブロンシュタインは2011年よりジンガでプロダクト統括者を務めたが今年夏に退社した。彼はこのたびの異動をツイッターで公表した。ユーチューブの問い合わせ窓口はコメント要請に応じなかった。
ブロンシュタインの新たな役職はすなわち、「視聴者に直接触れるプロダクト」を率いるもので、ユーチューブが今年開設を計画している定額制音楽サーヴィスをはじめ、ユーチューブ部門の棟梁であるスーザン・ウォージッキが今後売り込みを図っている定額制サーヴィスが想定される。シシラ・メローラの後任を任命しておらず、彼は今年同社を退社するまでユーチューブのほぼすべてのプロダクトを統括してきた。彼は2月にウォージッキが同社の運営を握ったことにより退社した幹部の一人である。
ブロンシュタインがジンガから出てゲーミングのバックグラウンドをどう生かすかは注目される。(続きを読む)
(From the RE/code blog post. Thanks to Peter Kafka.)