アップルが地図アプリ「ピンドロップ」のチームを起用、ケンブリッジにオフィス新設へ

アップルはクパチーノ外でのプレゼンスを徐々に高めている最中で、なかでも英国はその主要な標的となっているようだ。同社は報道によると、数週内に大学の街ケンブリッジにオフィスを新設する見通しだという。このニューズに先立って、同社はロンドンを本拠とする地図アプリ「ピンドロップ」制作のスタートアップから5名を起用したばかりである。ピンドロップは提供を終了している

グーグルは目下英国でR&Dを強化しており、このたびの動向は注目される。数週前にグーグルは人工知能とマシン・ラーニングのスタートアップ2社を買収し人材を引き抜いたところである。さらに、同社はケンブリッジと長年競い合ってきたオックスフォードと提携し、AI(人工知能)の研究をしてきた。
これらの動向は、同社が買収していた英国を本拠とするAIスペシャリストのディープマインドと合流することになる。
弊紙の取材では、今回のピンドロップ買収はアプリではなく、(また同社が開発した別のアプリ「カフェインヒット」でもなく)すべて人材目当てのようだ。
ピンドロップを使うとユーザはロケーションをブックマークし、そのなかから選択して共有することができる。アップルと同社の繋がりが明るみに出たのは、先月同社の制作者アンディ・アッシュバーナが資金調達の事情でアプリを中止すると発表したことによる。(続きを読む)
(From the TechCunch blog post. Thanks to Ingrid Lunden.)