ユーバは転換社債で250億ドルの評価額へ

オンデマンド交通サーヴィスであるユーバはすでに十分な資金を眠らせているが、さらにそれを上積みすることになる。同社は新たに10億ドルの資金調達を実施する見通しで、ただし今回は投資家に株式を発行する代わりに転換社債を発行する調達方式を採るようだ。
同社が新たな資金調達を目指していることは、フィナンシャル・タイムズが報じたほか、リコード誌はこれにより同社の評価額が250億ドルにのぼることを報じている。
弊紙の取材した関係者数名の話では、ユーバは追加資金調達へ向けた話し合いの初期段階にあることを認めたが、今回の取引形態は転換社債となるという。これは通例のレートステージ企業の調達方式に反する例となり、これにより同社の評価額は250億ドルとなる。
すでに参加している投資家にはベンチマーク、メンロ・ヴェンチャーズ、グーグル・ヴェンチャーズ、TPGグロース、クライナー・パーキンズ、フィデリティ、ウェリントン・マネジメント、ブラックロックゴールドマン・サックスジェフ・ベゾス、ローワーケース・キャピタル、ファースト・ラウンド・キャピタルなどが挙げられる。今回の調達によりユーバはこのリストをさらに長いものにし、新たな投資家への売り込みを図ることになる。(続きを読む)
(From the TechCrunch blog post. Thanks to Ryan Lawler.)