レディットCEOイシャン・ウォンが執行部人事で退任

レディットは今日、CEOを長らく務めたイシャン・ウォンの退任を発表した。
ウォンが同社に加入したのは2012年のことで、当時同社はビジネスに精通した執行部を必要としていた。サイトの成長は順調だったが、このときすでに共同創業者は全員が退社しており、会社を保有していたコンデナスト社は、売上高の低調に対し、存続の正当性を確保することを求めたためである。
現在のところ、レディットは暫定CEOとして戦略提携統括者のエレン・パオを選任している。
パオはヴェンチャー・キャピタルの経歴があり、2年前から同社に務めてきた。 ブログ記事で共同創業者アレクシス・オハニアンは彼女のことを高く評しており「これまでにも大いに貢献し、2年間にわたり会社のナンバーツーをしっかり務めた」と述べている。具体的にはモバイル・アプリ2種を開設(AMAとエリアン・ブルーのレディット改訂版) したこと、そしてレディットの5千万ドルの資金調達ラウンドを取りまとめるのに裏方として寄与したことは疑いようがない。
ウォンの退任とパオの選任に併せてオハニアンは同社のエグゼクティヴ・チェアマンとして復帰すると表明した。(続きを読む)
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Harrison Weber.)