グーグル・ウォレットAPIでのデジタル商品決済は2015年3月2日で終了

グーグルはデジタル商品向けグーグル・ウォレットAPIを2015年3月2日に終了することをひっそりと明かした。グーグル・プレイでのアプリ販売やアプリ内決済は継続する計画だが、ウェブ販売されるデジタル商品の購入にはグーグル・ウォレットAPIが使えなくなる。
「ひっそりと」というのは、グーグルは公式に発表していないからだ。さらにいえば、グーグルはグーグル・ウォレットのユーザに積極的に呼びかける予定はないと述べている。対応が終了したあとは、購入者が見ようとしても404エラーが表示される。
グーグルはウェブサイト上のデジタル商品決済処理については代替手段を用意しない。唐突な変更について同社はデジタル商品向けグーグル・ウォレットの開設以来「マーケットが成熟した」と説明している。さらに「ほかの決済ソリューションの選択肢は十分にあるため」とつけ加えている。
現時点ではグーグル・ウォレット・マーチャント・センターはキャンセル、注文内容変更、再確認、アカウント情報編集はできる。新規注文は2015年3月2日に打ち切りとなりが、マーチャント・センター終了の時期は明示されていない。(続きを読む)
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Emil Protalinski. )