コメントは終わった、コメント万歳

メインストリーム・メディアがまたひとつ、コメント欄の閉鎖に踏み切った。ウォルト・モスバーグとカラ・スウィッシャーは今回の変更についてブログ記事に述べている。「ソーシャル・メディアはこれまで以上に急拡大しており、弊誌の記事に対する論評は実質そちらへ移行したと言えます。その結果、弊誌サイト内のコメント欄はいよいよ使われず、いよいよ使い物にならなくなったのです」
この動きから導き出される結論は「コメントはもう終わった」とする世論だろう。だが「終わった」と言われたものがたいていそうであるように、実際には、あらゆるところに溢れかえっている。
今週我らがAVCのブログは、ある記事に880コメントがついた。これは新記録ではないがそれに近いものだ。AVCではこの2年ほどコメントがひじょうに賑わっており、コメント数はわずかに減少したもののコメントへの投票数は増えている。

だがそれよりも、よそのウェブではどうか注目してみよう。
レディットではコメントがその動きを左右している。ほかのどのサイトにも増して急速に伸びているレディットは、アレクサの調査によると世界で38位、合衆国で10位のサイトとなっている。また、同サイトでの平均滞在時間は17分と圧倒的だ。

では、やはり急速に伸びているコンテント・サイトであるバズフィードはどうだろうか。(続きを読む)
(From the AVC blog post. Thanks to Fred WIlson.)