ユーバはアマゾンVPを起用しカスタマー・サポート強化、RAINNと連携、バックグラウンド・チェックをアップデート

ユーバは本日、セーフティ・ロードマップに大幅なアップデートを実施した。この計画では、国境を超えたバックグラウンド・チェックとしてバイオメトリック、声紋認証、嘘発見器の活用を見込んでいる。また同社はこのたび、RAINN性犯罪防止協会との連携を発表、これにより「セーフティとサポート・チームのメンバーに研修をおこなう」という。
今回のアップデートに併せて同社はアマゾンでオペレーション担当ヴァイス・プレジデントを務めたティム・コリンズを起用し、カスタマー・サポートの改善並びに「セーフティ事件対処チーム」を世界各地の拠点で結成する。コリンズはアマゾンで15年にわたって「カスタマー・サポート・チームの運営を指揮してきた」ほか、「アマゾンのヨーロッパ拠点において18,000人以上の従業員を配下に貢献」したとユーバの声明で述べられている。
今回はインド国内でレイプ被害が発生したことでサーヴィス停止命令を受けてから、初めて実施されるユーバのアップデートだ。セーフティとプライヴァシーは近日ますますユーバのユーザや記者たちから懸念の声が挙がっており、ユーバの評価額が4千万ドルに達することによって、その懸念の声はいっそう高まった。
「当然のことですが、バックグラウンド・チェックでも予防できない今後の行動があり、テクノロジの活用は不法行為を完全に根絶するものではありません」とユーバは述べている。「しかしわれわれにとって、可能なかぎり最高水準のセーフティ規準を設定するため、あらゆるスマート・ツールを活用することは弊社の責任であります。この責務から撤退することはありません」(続きを読む)
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Harrison Weber.)