インテルは来年レノボ製スマートフォン2機種でアトム・プロセッサを提供する見通し

インテルはモバイルでの居場所を作るための道筋を着々とつけているところで、このたびレノボが2015年前半を目処にスマートフォン2機種でインテルを採用することになった。
インテルの64ビット版アトム・プロセッサと、LTE改良版対応モデムがレノボスマートフォンで採用される見通しだとCnetが報じた。インテルのスポークスマンはこの報道を公式に認めた。この内1機種は2月に中国で発売される予定で、べつの1機種は1月に新興国で発売される予定だ。
今回のインテルのニューズは、近くインテルCEOブライアン・クルザニッチがラス・ヴェガスで1月6日開幕するコンシューマ・エレクトロニクス・ショウで登壇し将来への大きな展望を語るうえで、同社が道筋を整えつつある最中で伝えられた。インテルはPCにおいては市場を席巻したが、スマートフォンでは競合のARMやクアルコムが覇権を握っており、数年にわたって遅れをとっている。
レノボK900は、インテルが中国のスマートフォンで大きな商機を得たことを示すものだ。このほかにインテルを採用したのが合衆国市場ではエイスースのパッドフォンXミニ、アジアではゼンフォン、エジプトではエチサラットE20、ブラジル、フランス、ドイツ、メキシコ、英国ではモトローラ・レザーが挙げられる。(続きを読む)
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Dean Takahashi.)