キップが列の固定表示やテーブルモード表示といった作業効率を拡充

キップは、文書作成および共同作業モバイル・アプリを制作しているスタートアップだが、同社は表計算の作業効率を大きく拡充した。
今回の拡充によって、クリック2回だけで表計算のセルを強調表示できる方式を追加した。これは設定値未満あるいは以上の数値、または特定の文字を含むセルを自動選択する。
「これからも幾つかの方式を追加していきます」とキップのヤンジ・マは今日ブログ記事で述べた。
また、列の固定表示にも対応し、後方の列にある数値や文字が示す内容を見分けやすくなった。なお、行の固定表示には今後対応する見通し。
さらに、キップは今回「テーブル・モード」を追加したが、これは数値や文字をそのままに、表の枠を消すことができるものだ。斬新である。
もちろん、キップ以外にも外出先で表計算の作業ができるアプリを制作している企業はある。もっとも有力なのがグーグル・スプレッドシートで、ほかにはマイクロソフトもオフィス製品群のモバイル機器対応を進めている。
その一方で、ボックスはアプリケーション内で文書の新規作成ができる機能を2年前に追加した。このほかにも各社が同様な機能を競って展開する可能性がある。
昨年キップは表計算シートをモバイル機器のテキスト文書に貼り付ける機能を追加した。また昨年、全文検索機能も追加している。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Jordan Novet.)