ネクストドアはマイクロコミュニティ形成のために信頼関係を最優先

インターネット企業各社がこの数年のあいだの取り組みで求めてきたことは、たとえばアイザック・ゴンザレスのような人にサーヴィスを利用してもらおうという念願だった。34歳で既婚子供ありの地元サクラメントでは町内会のリーダーも勤める彼のことは、市役所職員や商店主がよく知っている。取材はマイク・アイザック記者が行った。
ゴンザレス氏がどんな意見を持ち、何を周囲の人にオススメしているか。それこそ、サン・フランシスコを本拠とするソーシャル・ネットワーキングであるネクストドアが大事にしていることだ。そこから同社のネットワーキングの拡大が始まると同社は信じている。「コミュニティの形成はまったく、ひじょうにむずかしいものです」と語るのはニラーヴ・トリア、彼はネクストドア首席経営執行役員である。「信頼関係がまず核となります。それも、正攻法でいくよりほかにはありません」
投資家たちはネクストドアに見込みがあると気づきはじめている。同社は水曜にも1億1千万ドルの資金調達を実施したと発表する見通しである。参画したのはレッドポイント・ヴェンチャーズとインサイトヴェンチャー・パートナーズである。今回の資金調達によって、設立3年半のスタートアップの評価額は11億ドルにも達する。数あるテクノロジ・スタートアップのなかで同社は急速に10億ドル企業という上位数社へと躍り出たことになる。続きを読む
(From the NYTimes.com blog post. )