ユーバがフランスのモアシェフと共同でフード・デリヴァリのプロモーションを実施

ユーバはフランスのモアシェフと連携で、今日明日料理用食材キットとレシピを配達するプロモーションを行う。ライドシェアリング企業である同社が展開するフード・デリヴァリのヴェンチャーの一環とみられる。
モアシェフはフランスのトゥールースを本拠とするスタートアップで、3か月前に開設された。提携する地方のレストランで働くシェフが普段使う食材や調味料をパッケージにまとめる。モアシェフはそれをレシピと合わせてユーザへ配達する。
このコンセプトはおおむねブルー・エプロンと同じだが、異なるのは自分で料理する人を対象とし、地元のレストランのシェフが用意した食材を届ける点だ。
同社共同創業者トリスタン・ラフォンタスはパリでユーバを利用したときにこのアイディアを思いついたという。
この話をユーバのトゥールース営業所に持ち掛けたところ、今週末のプロモーションへ、トントン拍子で決まっていった。
トゥールース地区のユーバ顧客が今日5時から7時30分または明日2時から7時のあいだにアプリを開くと、プロモーション画面が表示される。
ラフォンタス自らユーバのドライヴァーとなり、料理用食材キットを無料で配達する。今回提携するレストランはシェ・ジュールスである。
この無料食材キットを受け取るには、ただし、コツが必要だ。ユーザはユーバのアプリを開いて、モアシェフの配達車が空車になっているときだけ、無料で注文ができる。
そのため、配達される食材キットのうち、実際に無料となるのはかぎられた数量になるとラフォンタスは言う。
今回初めてとなるユーバとのプロモーションは小規模だが、今後大きなものに発展する可能性があるという。
モアシェフはこの配達をヨーロッパ各地へと展開し、提携先レストランを獲得してゆく。
ユーバの側からいえば、今回のプロモーションは、フード・デリヴァリの第3弾となる。 続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Chris O'Brien.)