アリージス・キャピタルがサイバーセキュリティへ重点投資するファンドを設立

アリージス・キャピタルは新設するファンドによってサイバーセキュリティ・スタートアップへ重点投資を行なうため、1億ドルの資金調達を完了した。
ファンドが目標額と定めているのは1億5千万ドルだが、同社は当面の調達を完了した理由を「そろそろ出発したかったので」と創業者兼マネジング・ディレクターのボブ・アッカーマンは述べる。「われわれのサイバー関連投資はアントレプレナーの設立した企業が中心で、見所のあるアントレプレナーにはわれわれの投資についてぜひ知っておいてほしいのです」
同社はサイバーセキュリティ企業への投資を2000年から実施しているが(たとえばイーメール・セキュリティ企業のアイアンポート・システムズは2007年にシスコ・システムズに8億3千万ドルで買収された)それでもやはり、サイバーセキュリティの分野はいまだにニッチとみなされていると彼は言う。
「そこに難題があることは誰でも認識しているのに、どうやって対応すればいいのかみんな判断できずにいるのが現状です」とアッカーマン氏は述べる。サイバーセキュリティは「情報技術インフラストラクチャという、世界経済の根底を支える土台の門番」だという。
2014年に、フォーチュン500企業のうち少なくとも4社はサイバーセキュリティの決壊を表明した。同年合衆国のヴェンチャー・キャピタリストは17億7千万ドルを非上場のサイバーセキュリティ企業に投資し、これは2000年の16億2千万ドルを更新する新記録となった。当時はドットコム・ブームの最中である。ダウ・ジョーンズヴェンチャーソースの調査によると、全世界で昨年ヴェンチャー・キャピタル資金を調達したサイバーセキュリティ企業は総額で19億ドルを調達している。
今回新設となったファンド「アリージスVI」が投資するサイバーセキュリティ・スタートアップは2つの類型に分けられる。ひとつは、レガシー・インフラストラクチャの守衛、すなわち現在のようにインターネット接続が一般でなかった時期に設計された情報技術。もうひとつは、新しいプラットフォームを作り出すことで、セキュリティが標準で組み込まれた設計とする手法。続きを読む
(From the Digits blog post. Thanks to Deborah Gage.)