アリババは急成長中のパブリック・クラウドでGPUとSSDを採用

イーコマースの巨人である中国企業アリババは、パブリック・クラウド「アリユン」の14サーヴィスを開設すると本日発表した。
新設されたサーバには高速転送ソリッド・ステート・ドライヴ(SSD)が搭載されており、さらにグラフィックス・プロセッシング・ユニットを搭載したサーバもある。同社の声明文により判明した。このようなサーバでは、とりわけ中国内で拡大傾向を強めるパブリック・クラウドにおけるアリババの地位確保に寄与するものとみられる。
ただし、アリババは概ね後追い組に入っており、パブリック・クラウド市場で優位に立つアマゾン・ウェブ・サーヴィシズはSSD搭載サーバやGPUによる性能強化に取り組んでいる。グーグルやマイクロソフトクラウドの提供で世界3強の一角をそれぞれ担っており、SSDにも対応しているが、両社はいまのところGPUサーヴィスは行っていない。
アリババのスポークスパーソンはSSDとGPUの仕様について現在公表できる情報はないと返答した。
アリババは昨年ニューヨーク証券取引所に上場したことで大型の新規株式公開を果たした。3月にアリババは初めてのクラウド・データ・センターを合衆国内に開設した。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Jordan Novet.)