ストライプが中国語、フランス語、オランダ語、ドイツ語、イタリア語、日本語の対応を開始

決済処理サーヴィスのストライプは本日、英語圏以外のコンシューマがオンラインでの買い物において会計に使えるツールを発表した。ディヴェロッパは今後、ストライプの支払いツールの中国語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、スペイン語のプログラム開発が可能となる。
これは国外での利用促進をねらった目新しいアップデートだが、金銭的な実利もともなう。
「わが社では22万社を超える事業者と今回の新機能提供について協議してきました。そこで判明したのは、多言語対応の支払い方法が多くの会社に役立つことです。とりわけ、ウェブサイトの多言語対応もある場合はその効果がすぐれているのです」とストライプで新規市場開拓を統括するゲブリエル・ヒューバートはブログ記事で述べている。「これらのサイトでは英語圏以外の利用者からの売上高が7パーセントから12パーセントの増加を達成し、支払い方法ひとつでもこれだけの違いが生み出せることがわかりました」
サン・フランシスコを本拠とするストライプは現在50億ドルの評価額となっており、合衆国外での加盟店を募集している。サーヴィスは現在17か国でパブリック・ベータ試用期間を実施しており、さらに非公開ベータ試用は4か国で実施している。ストライプは100種を超える通貨に対応している。
ストライプが多言語対応を進めることによって、決済取引の促進が期待されるほか、同社の売上高も伸びる見通しだ。ストライプは手数料として2.9パーセントに30セントを加えた金額を徴収している。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Jordan Novet.)