スナップチャットが元マテル幹部のドリュー・ヴォレーロを財務担当ヴァイスプレジデントに起用

9か月にわたって重点的な選出過程を経た結果、スナップチャットは財務を任せるに値する適役を見出した。
同社は元マテル幹部のドリュー・ヴォレーロを財務担当ヴァイス・プレジデント兼暫定チーフ・フィナンシャル・オフィサーに起用した。同社のスポークスパーソンが発表した。ヴォレーロがフルタイムのCFOに転じる予定なのかは明かされていないが、スポークスパーソンによると、ヴォレーロは今後時機が熟したらその職分を引き受ける見通しだという。このニューズはウォール・ストリート・ジャーナルが最初に報じていた。
スナップチャットCEOエヴァン・スピーゲルはこれまでCFOの適役を長らく探し求めていた。スナップチャットの事業を拡張するためにその要請が迫っていたためである。リコード誌では先月、スナップチャットが今年の売上高が5千万ドルに達する見通しだと報じたが、この数字は2016年に2億ドルへと劇的な増加を見込む。
通例CFOが招き入れられる場合、会社がIPOを念頭に置いていることが示唆されるが、ヴォレーロはさほどIPOの経験があるわけでもない。スピーゲルは5月に「コード」コンファレンスに登壇し、視野に入れていることを明かしたが、その時期については詳細に触れなかった。
ヴォレーロはイムラン・カーンの直属に入る。カーンはウォール・ストリートの銀行家出身で、スピーゲルが昨年チーフ・ストラテジー・オフィサーとして招き入れた。続きを読む
(From the Re/code blog post. Thanks to Kurt Wagner.)