ギットハブが元ヤフー幹部をプロダクト担当ヴァイス・プレジデントに起用

ギットハブはソフトウェア開発者がコードの保存や共有に使っているソーシャル・リポジトリ・サイトであるが、元ヤフー幹部をプロダクト・マネジメント担当ヴァイス・プレジデントに起用した。
カクール・スリヴァスタヴァは今年初頭までウェーワークのチーフ・プロダクト・オフィサーを務め、以前には写真共有保存サーヴィス「フリッカー」のジェネラル・マネージャとして、その後ヤフーで合計7年間務めた。
彼女は2011年にヤフーを退社し、スラックで1年弱務めた後、ワークプレース・メッセージングおよびコラボレーション会社のウィーワークへ移った。2012年に彼女はヤフーおよびAOLの元社員と共同でエンタープライズ向けアプリ開発環境「トムフーラリー」を開設した。ヤフーは同社を昨年買収し、その後数か月間プロダクト・マネジメント担当ヴァイス・プレジデントとして務めた。
ギットハブをソフトウェア・コードの共同作業に活用している人は1千万人近くおり、スリヴァスタヴァの職分はこの多くの人々を満足させるため改善を続けることにある。かんたんな仕事ではない。「開発者のことを最優先し、コア・ユーザ・エクスペリエンスを改善する取り組みは変わりません」と彼女はインタヴューに応じて述べた。
では、変わることは何だろうか。彼女はいくつかヒントを散りばめた。「コードを書くための核となる道具」を構築し改善するのだという。
「ギットハブを利用する人がこれだけ多くいるなかで、コラボレーションの結果あつまってきた知見には相当なものがあります」と彼女は言う。「わたしたちはこれをプログラマーの方々にとってよりよいシステムを提供するために活用したいと思っています。また、これまでになかったようなものをいくつか開設するつもりです」続きを読む
(From the Re/code blog post. Thanks to Arik Hesseldahl.)