ツイッターの元ヴェテラン社員ジェシカ・ヴェリーリがM&Aの幹部として復帰

ツイッターは木曜日に同社M&Aチームに懐かしい顔ぶれを引き戻した。ジェシカ・ヴェリーリはツイッターで事業提携チームのメンバーとして長く務めたが、その後5月に同社を退社しグーグル・ヴェンチャーズでしばらく務めてきた。今回彼女は同社のM&Aイニシアティヴを部分的に統率するため復帰と相成った。
ツイッターにとっては主要な人事となり、M&A統括者だったリシ・ガーグを6月に失って以来生じた穴を一部埋めることになる。(ガーグはCEOジャック・ドーシイ率いるもうひとつの会社であるスクエアから1年前にツイッターへ移籍した)この役職は後任が決まっていない、と同社スポークスパーソンは述べている。
ドーシイがCEOに任命されたことはヴェリーリの復帰の理由の大半を占めている。「@jack, @AdamBain, @AnthonyNoto が身を以て後続を率いてきた会社です」と彼女はツイートしている。「このチーム全体が、これからの世界にもたらされるべき新標準を作り出しているのです」
ツイッターはこれまで、ガーグの退社までの上半期を通じて企業買収を積極化してきた。だが、6月にホエットラブを買収してから同社はこれといった案件を成立させていない。
ツイッターはユーザの増加に課題を抱えて久しく、そのため同社はなんとかユーザ獲得につながる手法を編み出そうとしているとみられる。それはたとえば、コンシューマ・プロダクトなどだろう。ヴェリーリはそれが得意分野である。弊誌の取材した関係者によると、彼女はツイッターがぺリスコープを買収した際に重要な役割を担った。ツイッターの動画戦略にとってぺリスコープは大きな効果をもたらした。続きを読む
(From the Re/code blog post. Thanks to Kurt Wagner.)