合同会社設立114日目、朝

港区はうす曇り。体調は悪くない。熱いコーヒーを飲みながら、ウェブ上の新聞記事を斜め読みする。これといって話題はない。規定路線が動き始めた、といったところか。どちらかといえば今月号の文藝春秋のように、それなりの長さのある記事を読むほうが情報収集の効率がよいという気がしている。限られた数の雑誌には、力強い存在理由を読み取れる。文藝春秋のほかには『諸君!』『正論』あたり。それから今日は週刊アスキーの日。これも毎週買う理由がある。というなかでアメリカ西海岸のニュースをどのように受容し、再生産するかという問題が自分と直面している。幸いこれまでは興味を惹くようなニュースが継続的に発生している。これによって得た流れを、自分の手足でうまく掬い取って、そこから新しい価値を創ることができればと考えている。一から自分で作り出すというのはもはや不可能に近い。インターネット世界の爆発的拡大という大きな流れのなかで、その源流アメリカ西海岸から、少しずつ借りてくる。自分にとって大事だという流れをひとつずつ持ってくる。それが予測不可能な新しい価値の創造に化けてくれるのを期待している。