CentOS 5サーバ構築(あるいは問題解決)

昨日は主にサーバ構築作業をしていた。要するに、進行中の大きな仕事だ。これは最終的に翻訳に結びつくのだが、当面は技術的な問題なのでここに書くことを控えていた。だがこの作業に当てる時間が増えてきたので、そろそろ覚え書きを残す場所を作ったほうがよさそうだ。とりあえずここに記録のようなものを残しておく。
昨日、CentOS 5.0の入ったDVDのマウントがうまくできないという問題に当たった。インストールはできる。だがその後のソフトウェアのインストールができない。マウントができないというのはそもそもDVDが存在しないものとコンピュータが(OSが)みなしているということだ。
具体的に書いておく。

  • DG965RYCK (G965/ICH8)
  • E6700 (FSB1066/2.66GHz)
  • WD5000AAKS(SATA/500GB)
  • DRW-1814BLT(SATA)
  • SS-550HT
  • Fedora 7で同様の作業をしたときは問題発生せず
  • べつのハードウェアでも試した(F-I90HD/E6600/WD5000AAKS/DRW-1814BLT/SEIC-600)が変わらず
  • 音楽CDはマウントできる(Totemでの再生も可能)
  • CentOS 5.0は32bit、i386、DVD-ROMメディア(解説書付録)

追記
マウント問題、とりあえず解決。

  • F-I90HDマザーボード構成で(F-I90HD/E6600/WD5000AAKS/SEIC-600)
  • DVDドライヴを昨日中古で買ってきたND-4550A(IDE)に変えてみた
  • 起動、コマンド入力(gnome-mount -d /dev/cdrom)でマウントできた
  • 原因はドライバか。DRW-1814BLTは2007年1月発売(参照)で、ND-4550Aは2005年9月発売(参照)CentOS 5.0は2007年4月か。

追記(2)
CentOS 5とF-190HDの組み合わせについては、伊藤直也さんの「naoyaの日記」の該当エントリを参照。

Intel の G965 チップセットの載ったマザー(DC965SS)に 2GB * 4 = 8GBメモリ載っけてるけど Linux が起動に超時間かかるし起動しても遅い。2GB * 2 = 4GB のときは問題なし。x86_64。CPU は Core 2 Duo の E6300。

Radeon XPress 1250というのがF-I90HDマザーボードチップセット。これはいわゆる「インテル純正」から相当かけ離れている、「はぐれカラス」みたいな存在のマザーボードRadeonのメーカATIAMDに合併されてからはAMDのCPU用マザーボードRadeon XPress 1250が使われたりしている。というわけでややこしい事情があるけれど、このマザーボードはけっこう使えるのではないか。メモリが16GBまで対応しているというのもあるし、CentOS 5でも問題ないというのが心強い。
はてなのサーバがCentOSで動いているというヒントをここから頂戴したので、FedoraからCentOSにしようと思って試している途中。ちなみにFedoraよりCentOSのほうがいいという理由は、「naoyaのはてなダイアリー」の該当エントリを参照。

今まではディストリビューションFedora Core を使っていましたが、CPU のアーキテクチャx86_64 に変わることもあるし FC は Fedora Legacy のサポートが突然止まったりと色々芳しくない状況だったので、今後は CentOS を使うことにしました。

ここまで整理してみると、はてなから(無償かつ公開で)もらった情報で自分のサーバ構築をさせてもらっているというありがたい境遇にいることがわかる。
(参考記事)このダイアリー内を「アキバ」で検索すると↓