急上昇するツイッターは、新しいユーザにもっと多くの価値を、早く届ける必要がある(2)

(This is a translated version of "John Battelle's Searchblog" blog post. Thanks to John Battelle.)
(夕食から戻った)。さて、20人くらいの興味深い人をフォロウすることのなにが問題なのか? それは、その人たちは一般的な意味で興味深い人であることと、しょちゅうツイートしているから(詳しくはツイッターのブログ投稿に推薦ユーザの件が書かれている)で、そうなると、その人たちがツイートしているのを始終ウォッチしているのでは、あまり楽しめないからだ。たしかに、たとえばフェースブックで昔の友達を探し出すことみたいには熱中できないだろう。気安くできるが、だからといって人がどんどん返事を返してくれるわけではない。
いま(あるいはこれから)大事なことは、あなたが気になる相手をウォッチすることだ。それは友達かもしれないし、家族かもしれないし、あなたの仕事関係のリーダーたちかもしれないし、あなたが好きなエンターテイナーかもしれない。理由はどうあれ、それは「あなたにとっての」リーダーであって、その人を探し出すことは(少なくともサインアップの過程では)非常に困難なのだ。
だが、必ずしもそのやり方である必要はない。サインアップの過程でもう少し工夫を凝らせば、ツイッターにとっては大きな差別化になるかもしれない。「フォロウ・ウィザード」でいくつか質問に答えると、新しいユーザの入力したものを参考にユーザの推薦を知らせることもできるかもしれない。カテゴリで細かく分けていく方法もある。ビジネス、テクノロジ、インターネット、健康、病気、がん、といった具合に。このオントロジはそれほど複雑ではない。ユーザを仕分けするのに、もう少しきめ細やかに、不可能でない程度で取り組むのだ。
そして、検索で友達の名前を入力するように勧めてみたらいい。自分の友達がツイッターに参加していることがわかれば、ちょっとした驚きだし、これが道先案内人の役目を果たしてくれるかもしれない。
サード・パーティのサーヴィスにも、フォロウする価値のありそうな相手を探し出してくれるものが数多く出ている。だが新しいユーザはツイッターにはじめて参加したときに、そのことを知らない。こういったサーヴィスを取り入れて、新入りさんのはじめての経験に役立てることは、単純すぎるといえばそうかもしれないが、60%の人が寄ってくれなくなるという数字を好転させるためにも、かなり有益なことではないか。
つまり、第一印象にセカンド・チャンスはない。そしていま、ツイッターの第一印象は十分な価値を付加できていない。だがちょっと手を加えてみるだけで、それができるはずなのだ。
(part 2 of 2)