ノキアX2のデビューによりマイクロソフトはアンドロイドへの投資を強化

マイクロソフトノキアのアンドロイドへの肩入れを止めさせるのではないかと一部の人たちは考えたが、実際には続けられている。
火曜日、マイクロソフトのデヴァイス部門はノキアX2を発表、これは今年初頭に発売されたノキアXの改良型である。このデヴァイスは、すでにリーク情報や予告が出ていたが、来月より99ユーロで販売される。
先代に引き続き、X2はオープンソース版のアンドロイドを搭載し、通常はグーグル提供であるサーヴィスを、代わりにマイクロソフトノキアが提供するものだ。また、ほかのモデルと異なり、新興市場でのエントリーレヴェルのスマートフォン購入者に狙いを定める。このたびソフトウェア面で新しいのは、ワンノートへの対応を標準装備のほか、「ファースト・レーン」ホームスクリーン・アプリでの3画面表示、さらにプルダウン型通知ツリーが挙げられる。
マイクロソフトによると、ノキアXは多数の国々で好調となっており、パキスタンではスマートフォン売り上げ1位、インドでは3位、ほかの国々でも価格帯別1位になったという。
「これはノキアXにとって非常に強力なスタートとなります」とマイクロソフトの携帯電話マーケティング担当ヴァイス・プレジデントのジャシー・ネヴァンリナは電話インタヴューで語った。彼はまた、同社はもうひとつのゴールである、これらの地域におけるマイクロソフトのサーヴィス利用増加へ着実に進んでいるとと言う。マイクロソフトによると、同社運営のノキア・ストアでの新作アプリの登場は順調だというが、どの程度のアンドロイド・アプリがノキアXで正常動作確認されたかは公表していない。
また、ノキアはプロダクト銘柄を再利用しているようで、ノキアX2と銘打った携帯電話が出るのはこれがはじめてではない。(続きを読む)