セールスフォースが元オートデスクのホーキンズをCFOに起用

クラウド・ソフトウェアのセールスフォースは、新しいCFOを迎えた。同社は本日、オートデスクCFOを務めたマイク・ホーキンズをCFOに任命したと発表した。彼はグレアム・スミスの後任となる。スミスは2月に引退の意向を公表した。
ホーキンズは2009年からオートデスクのCFOを務めた。彼がセールスフォースに加入するのは同社が年間売上高が50億ドルを超え100億ドル達成へ目標を定めることに並行するものだ。彼の就任は8月1日となる。彼はこれまで、ヒューレット・パッカード、デル、ロジテックで財務を担当している。
オートデスクでは50社の買収を統括する一方、同社のビジネスモデルをよりクラウド中心の定額制サーヴィスへと移行する役目を果たした。また彼はBMCソフトウェアの取締役会に名を連ねた。
スミスの最終日は(8月1日以後はCEOマーク・ベニオフの相談役となり)来年3月31日となる。彼によると、他社でCFOを務める予定はなく、家族と過ごす時間にあてるという。セールスフォースでの勤務を終えた後も数社の取締役会に名を連ねる予定である。(続きを読む)