フリップカートがインド国内向けスマートフォンをモジラやグーグルに先駆け発表へ

アマゾンは数週間前に初のスマートフォンを発表したが、それに負けじと「インドのアマゾン」とされるフリップカートが自前のスマートフォンを発売しようとしている。
アマゾンのファイアは3D効果を備えた複数カメラなど高機能を多数搭載しているが、フリップカートのほうはインド国内向けの「支給品」スマートフォンとなる、と「テック・イン・アジア」が報じている。モジラとグーグルもローエンドのスマートフォンを発表しているが。フリップカートはそれ以上の安値で市場に出してくるようだ。
フリップカートのスマートフォンは最安値で45ドル、デュアルSIM対応で、アンドロイド・オペレーティング・システムはジェリービーンキットカットに対応する。
先週行われた開発者向けコンファレンスで、グーグルは「アンドロイド・ワン」を発表、これはインドで販売されるローコストのスマートフォンだ。
グーグルのシニア・ヴァイス・プレジデントであるサンダル・ピシェイはこの携帯電話には4.5インチの液晶画面、FMラジオ、デュアルSIM、SDカードが装備されると述べた。また、その値段は100ドルを切るという。興味深いことにフリップカートとグーグルはいずれもインド向けスマートフォンで製造をカーボン社と提携している。グーグルはこれ以外に製造業者のマイクロマックスやスパイスと提携する。両社ともカーボンと対抗する市場シェアを握っている。
6月前半にモジラはインドおよびインドネシアでローコストのスマートフォンを2014年後半に発売する見込みだと発表した。これらは60ドル以下の値段となる予定だとモジラのチーフ・オペレーティング・オフィサーのゴン・リーは述べ、この値段を超えると「インドや東南アジアのコンシューマの大半には高すぎる値段」になると語った。(続きを読む)
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Kia Kokalitcheva.)