ウォルマートによるアイチューンズ競合サーヴィス統括者が新任

ヴードゥは、ウォルマートのデジタル動画サーヴィスだが、新しい統括者を迎えた。このたび、ジェレミ・ヴァーバが同ユニットのジェネラル・マネージャ兼ヴァイス・プレジデントになった。彼はウォルマートのイーコマース部門統括者ギブ・トーマスに直属する。
ヴァーバはこれまで幅広くデジタルの経歴をもち、AOL、CNET、イーオンラインに勤めた。直近では彼はデート情報サイトのイーハーモニーを1年だが経営した。また、その前にはジンガのジェネラル・マネージャを勤めた。
ヴードゥはウォルマートによるアイチューンズへの返答で、アラカルト方式での映画販売およびレンタルを提供し、これはネットフリックスの定額制モデルの対を成している。2013年初頭に調査会社のNPDはヴードゥはデジタルの「売り切り型」マーケットの15%を占有し、アマゾンの18%、アップルの45%に遅れをとってきた。
だがそれ以来、コムキャストなど有料TV業者がこのマーケットに積極参入し、多数の映画タイトルをディスカウント販売し、重点的に販促活動を行った。コムキャストの傘下にはNBCユニヴァーサルがあり、同社はリヴェール・デジタルに一部出資している。後者は本誌リコードの親会社である。(続きを読む)
(From the Re/code blog post. Thanks to Peter Kafka.)