アヴォケートは新しい社内協同型ソーシャル・メディア・マーケティング・プラットフォームを開設、新CEOを任命

CEOマーカス・ネルソンの退社から数か月が経過し、いまなお軌道に乗っているアヴォケートは本日新しいソーシャル・メディア・マーケティング・プラットフォームをリリースした。アヴォケートのプラットフォームは、企業の顧客やファンを飛び上がらせるほどの派手な手法には時間を費やしていない。そのかわり、同社は既存の社員が一日を通してパーソナル・ソーシャル・ネットワークでの情報共有ができるような仕組みに注力している。 これは社員が自分流でやったり、ユーザ名やパスワードを要求しないものを使う(これは一部の州においては違法である)よりもずっとよいソリューションだ。
同社の新しいプラットフォーム「アヴォケート2」は企業関連のソーシャル・メディア活動を、査読グループの承認を経由して公開するための中央機関を提供する。たとえば、マーケティング活動のハウツー記事をフェースブックで共有する前に査読による承認を経由させ、 社員自身の友人へ直接公開することを防ぐ。
「われわれは、企業が自社製品のファンにクチコミを広げてもらうために社員にもっとも有効な活動をさせるためのプラットフォームを作っています」と同社CEOに着任したばかりのピアーズ・クーパーはヴェンチャービートとのインタヴューで語った。「これはすなわち、 校正という役割を意味します」
クーパーは以前、オラクルの事業開発担当ヴァイス・プレジデントを務め、その後アヴォケートのチーフ・オペレーション・オフィサーとなった。彼は前CEOで創業者のマーカス・ネルソンの後任となる。ネルソンは以前セールスフォースのソーシャル・メディア統括者を務めた。ネルソンはアヴォケートから解雇されたとの情報もある。だがクーパーは同社の状況は良好だと述べている。彼によると、アヴォケートには有料会員企業が20社あり、このうち最大の企業では1000人の社員の会員登録がされたという(平均すると社員1名あたり10ドルの月額料金の収入がある) 。成長は急速で、毎月前月比50%増収を達成している。(続きを読む)
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Tom Cheredar.)