マイクロソフトは延期していたエクスボックス・ワンを今月中発売へ

マイクロソフトは中国でエクスボックス・ワンをさほど延期せずに済むようだ。
同社は本日、新世代ゲーム・コンソールの発売を9月29日とすることを公表した。同社は世界各地で着実に普及させるために、中国の発売を延期していた。だが中国のゲーマーはようやく、600ドル(3699元)でキネクトなしのエクスボックス・ワンを、700ドル(4299元)で3Dカメラ機能付きを手に入れられる。ヴィデオゲームは数十億ドル市場の産業で、中国においてはさらに20億ドルの規模拡大が見込まれる。
政府が第一世代ゲームを承認したことで、弊社では10ゲームのデジタル配信発売を決定いたしました。これにより、弊社プラットフォームで今後数ヵ月以内に画期的なゲームをお届けし、幅広いエンターテインメントの利用形態をお楽しみいただけます」と中国担当ジェネラル・マネージャのエンワイ・シーは声明で述べた。
中国は巨大な市場であり、マイクロソフトは政府の官僚支配を辛うじて乗り越え、コンシューマへと到達しつつある。エクスボックス・ワンは同国で2000年以来初めて、大企業の提供する新世代ゲーム専用機発売となる。2000年政府は少年を暴力的映像から保護するためゲーム機を禁止した。昨年、政府はこの禁止を解除するための手続きを開始した。そして禁止が解除されるとマイクロソフトは迅速に販売パートナーを選出した。ソニー任天堂は、現地での戦略展開へ向け、検討中である。
エクスボックス・ワンについては、マイクロソフトは商品の第一印象を最良なものとすべく、またゲーム作品の充実をとりわけ重視して取り組んでいる。「弊社ではエクスボックス・ワンを中国で発売するという貴重な機会を得ました」とシーは土曜日、声明で述べた。「ワールドクラスの利用形態をお楽しみいただくのがわが社の願いです」 (続きを読む)
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Jeffrey Grubb.)