ディレクTVの株主がAT&Tによる買収提案を賛成多数で可決

衛星TVサーヴィス・プロヴァイダのディレクTVは、同社株主がこのたび通信大手企業AT&Tの買収提案を賛成多数で可決した。 両社が本日発表した。
AT&Tは衛星TV企業である同社への買収計画を5月に発表した。この取引は成立すれば485億ドル相当額となる。ヴェンチャービートでもすでにお伝えした通りである。
この買収によりAT&Tは合衆国内全体で、ネットフリックスやフルが主導するTVサーヴィスの一角で理論上は競合できるようになる一方、ワイヤレス・データ通信やブロードバンド・インターネット、携帯電話のサーヴィスとのバンドルが可能となる。
ディレクTVは株主の99%がAT&Tとの取引に賛成投票したと発表、ただし正式な手続きには連邦の規制当局からの承認が要る。両社は2015年初頭の承認を見込むとしているが、これは希望的観測かもしれない。というのも連邦通信委員会が承認手続き中である大手通信業各社の参入が並んでいるうえ、一部の批評家からの否定的な見解が出されているためだ。(続きを読む)
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Tom Cheredar.)