レディットがクラウドファンディングに進出、レディットメードはすぐれたデザインとプロダクトを実現化

レディットはこれまで留まる気配のない人気サイトで、インターネットのフロントページとして多くの人から知られてきたが、そこから一歩踏み出しクラウドファンディングの世界へと進出する。レディットメードは、モデレータがレディットに集う人々「レディッター」から支援を受けるプロジェクトを設定する。
このたびの動きはカルト・ウェブサイトである同社にとって大事な時期の攻めの一手となる。先日同社は5千万ドルの資金調達を実施、これにより5億ドルの評価額となった。情報交換コミュニティーから脱皮を図ろうとする動きである。CEOイシャム・ウォンは同社サーヴィスでつかえる仮想通貨の開設を計画していると表明した。同社は近く黒字転換を見込んでおり、そのなかでレディットメードとの相乗効果は売上高の増加を促進するものとみられる。
リンクの力もさることながら、レディットは月間50億ページヴューと1億1500万のユニーク・ヴィジタを積み上げている。それこそがレディットメードのクラウドファンディングを実現化する源泉である。「レディットメードは、すぐれたデザインやプロダクトをコミュニティーの力で現実のものへと変える新しい場所です」と開設を告げる記事で述べられている。もちろん、記事はレディットに載っている。「レディットメードはきわめて柔軟にできているので、なんでも好きなものをイチから始め、資金調達をし、そのために入り用なものごとを揃えることができます。そしてそこは何かスゴいものを見つけ出し、レディッター仲間を応援する場所でもあります。もちろん、情報と資金は厳重に保護されます」(続きを読む)
(From the TechCrunch blog post. Thanks to Jon Russeli.)