ユーバがリフトの元オペレーション担当幹部スティーヴン・シュネルを起用

ユーバは資金調達した12億ドルから、最大の競合であるリフトの幹部を引き抜くのに大枚を費やしている。リフトCOOトラヴィス・ヴァンダーザンデンを起用した同社はこのたび、リフトでオペレーション担当ヴァイス・プレジデントを務めたスティーヴン・シュネルを国外サプライ増強統括者に起用した。シュネルのリンクトイン上のプロファイルで判明した。これに先立ってブルームバーグのセレナ・サイート記者がこの人事についてツイートしている。
シュネルは2013年3月、前職の自動車洗車スタートアップ「チェリー」がリフトに買収されたことにより同社に加入した。彼はオペレーション担当シニア・ディレクタとして、共同創業者ヴァンダーザンデンとともに同職を務めた。また、シュネルはヤマーでマーケティング統括者も務めたほか、リット・バイシクルの共同創業者も務めた。彼は8月に退社し、そしてすでにユーバに移籍している。ウディ・ハートマンがシュネルの後任となった。
ユーバのCEOトラヴィス・カラニックがテッククランチ・ディスラプトで語ったところでは、同社の一層の接客改善は進行中だという。ユーバはかねてより、リフトのドライヴァーを引き抜くとともにサーヴィスの内容を削ぎ落とし、競合との対抗に利用したことで非難されている。この手法を今度は幹部社員の引き抜きに転用している。(続きを読む)
(From the TechCrunch blog post. Thanks to Josh Constine.)