インテルは来年タブレット向けチップの生産目標7千万台達成は困難と表明

インテルCEOブライアン・クルザニッチは今年、同社が出荷するタブレット向けチップが来年に7千万台に達すると予測したが、木曜日にリコードが行なったインタヴューでこの予測は過度に楽観視していたと述べた。
スタンドアローンの数字としてはさほど伸びないのではないでしょうか」と投資家向け会合の合間にクルザニッチは述べた。
クルザニッチによると同社のテクノロジは多種のタブレットに搭載されるものの、これは同社と中国のロックチップとの提携により生産されるチップの量に依存するという。クルザニッチが6月にコメントして以来タブレットの伸びは鈍化している。
同社は今年クルザニッチが掲げる4千万台のタブレット向けチップ生産目標は達成の見込みだが、これは大きなコストを伴う。インテルは端末メーカーに同社チップ搭載の報奨金を支払っているからだ。
インテルはこの会合のなかでモバイル事業の赤字幅は縮小の見込みだと表明した。同事業は携帯電話やタブレットで逃した機会を埋める途上で、現在数十億ドル規模の赤字となっている。
CFOステーシイ・スミスは、同社は来年営業赤字幅を8億ドル縮小すると明言した。だがモバイル事業は今年4億ドルの赤字となる見通しで、2015年もかなりの赤字になる公算だ。(続きを読む)
(From the Re/code blog post. Thanks to Ina Fried.)