グーグル・ファイバーはオースティン市営住宅に5Mbpsインターネット接続を10年間無料提供

グーグルは「アンロッキング・ザ・コネクション」への参加を発表した。これはオースティン市営住宅公団(HACA) によるイニシアティヴで、「市営住宅に住む4,300人のデジタル・ディヴァイドを埋めるため」創設された。同社は市営住宅の住民にグーグル・ファイバー接続を10年間無料提供する。
アンロッキング・ザ・コネクションの主旨は、現在オンラインとなっていないオースティン市民に対し、ウェブを身近で有用なものとすることだ。廉価なインターネット接続、機器へのアクセス、基礎的コンピュータ・スキル習得、さらにウェブが日々の暮らしに役立つことをより広く知らせることが具体例となる。グーグル・ファイバーは国内に20社あるプログラム・パートナーの1社である。
声明では次の通り述べられている。

グーグル・ファイバーはこのたび、市営住宅のためにインフラストラクチャ技術をお届けいたします。オースティン市営住宅公団の住居のうち、グーグル・ファイバー設置契約したすべての建物に無料ファイバー接続を提供します。この住宅にお住まいの家族が弊社ベーシック・サーヴィスに契約すると、設置後10年間ベーシック速度のインターネット接続ができます。

グーグル・ファイバー・ベーシック・サーヴィスは下り5Mbps上り1Mbpsの速度で、原則無料となる。ただし、設置工事費用として300ドル(または1年間月額25ドル分割払い)が必要。ここがグーグルの取り分となる。また、希望者はギガビットへの速度変更も可能だ(月額70ドル)。(続きを読む)
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Emil Protalinski.)