ヤフーはIEとクロームのユーザに「ファイアフォックスへアップグレード」の宣伝を開始

ヤフーはブラウザ提携にかんして、モジラ・ファイアフォックスを宣伝する場所を設置してきた。 ヤフー運営によるサイト(たとえばフリッカー)右上に今日から小型のリンクを張り、「新しいファイアフォックスへアップグレード」と表示されるようになった。
このリンクをたどってファイアフォックスのダウンロード・ページへ行くと、「これからも自分の思い通りに。ファイアフォックス」と謳われている。
ファイアフォックスのダウンロード・ページへのリンクは、クローム、インターネット・エクスプローラ、オペラ・ブラウザを利用している人に表示される。だがアップルのサファリを利用している人には表示されない。
11月19日にヤフーとモジラは5年間の提携を発表し、これによりファイアフォックスではヤフーを標準の検索エンジンに採用、つまりグーグルと入れ替えた。
同社によると、12月からファイアフォックスでは「改良されたヤフーの検索で新しい日々へ」との表示が出てくる。
ファイアフォックスは2004年からグーグルを標準の検索エンジンに採用してきた。この取り決めは今年、更新時期となったが両社はべつの道を歩むことになった。
モジラとヤフーの提携では両社は助け合い、あるいは援助を互いに求める。ファイアフォックスのユーザは数年にわたって減少しており、ヤフーはマイクロソフトのビングとグーグルの後塵を拝してきた。(続きを読む)
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Mark Sullivan.)