アップルはセキュリティ上の深刻な欠点を修復するためOSXに自動更新を実施

アップルはOSXに発見されたセキュリティ上の弱点がとくに深刻なものであることを自ら認め、OSに初めての自動更新の通告を実施することになった。
このセキュリティ上の問題は先週、グーグルの調査研究職の社員が発見したもので、ネットワーク時間調整プロトコル(NTP)が抱える弱点に悪意のあるハッカーが侵入すると、ユーザのコンピュータに誤作動を起こすコードが植え付けられてしまう懸念をこの社員たちは警告した。実際に、合衆国政府はこの問題を取り上げ、アップルはユーザにこの弱点を修復するためOSの更新を強く勧告した。
だがそこから一歩進んで、同社は自動更新を実施することを決断した。機能としては以前から装備されていたが、これまで有効化されていなかった。
「更新には手間がかかりません」とアップルのスポークスマンであるビル・エヴァンズはロイターの取材に返答して述べた。「何しろ、再起動の必要もないのです」続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Chris O'Brien.)