ツイッターの音楽統括者が退社へ

ボブ・モクジドロースキイは、昨年からツイッターの音楽統括者を務めてきたが、来月同社を退社する。彼自身のツイッター・アカウントから判明した。モクジドロースキイは2014年初頭にツイッターに加入し、同社サーヴィスと音楽産業との連携を統括してきた。前職はトップスピン・メディアで、アーティストがファンを獲得するための仕組みを扱っていた。
モクジドロースキイはツイッターの幹部や上級経営チームには参加していなかったが、音楽産業との連携で重要な役割を担っていた。彼は退社の理由、今後の所属先について詳細を明かしていない。
ツイッターのメディア・チームは同社のなかでもとりわけ重要な位置にある。同社は業界を問わずセレブリティがサーヴィスを利用しやすいよう重点的に取り組んできた。有名人の動向は、多くの人々がアプリを利用して最新情報を求めている。
ツイッターのグローバル・パートナーシップ統括者であるケート・ジェーコブズ・スタントンは9月に弊誌に対し次のような説明を行なっている。「われわれは、ツイッターで行なわれるやり取りの中核にテレビジョン、スポーツ、音楽、ニューズ、選挙があると認識しています。そこでこれらの切り口から徹底的な検討を重ねたうえで、ツイッターが重点領域としているこれらの分野で一層の利用促進を図っていきます」
モクジドロースキイが現職を引き受けた当初、クロエ・スラドゥンがメディア・チームを運営していた。彼女が昨年夏に退任してから、スタントンがその後任を務めてきた。
モクジドロースキイは今週ツイッターを退社する主要人事の2人目だった。火曜日にはグローバル・ディヴェロッパ主任ジェフ・サンドクイストが退社を発表した。続きを読む
(From the Re/code blog post. Thanks to Kurt Wagner.)