ペイパルがイーベイからの分社化に先立ってシングテルとノキアから幹部を起用

本日ペイパルは経営幹部チーム人事で2名が加入し、携帯電話メーカーのノキアシンガポールの通信企業のシングテルからの移籍となった。
今回の人事はペイパルが今年予定している親会社イーベイからの分社化に先立っての動きとなる。ノキア・コーポレーションでチーフ・リーガル・オフィサーを務めたルイーズ・ペントランドはペイパルにジェネラル・カウンシルとして加入する。
同社は彼女についてノキアが携帯電話部門をマイクロソフトに売却するうえで「重要な役割」を担ったと評している。
ジョナサン・アウエルバッハは同社にストラテジおよびグロース担当シニア・ヴァイス・プレジデントとして加入する。
前職で彼はシングテルのデジタル・ライフ事業首席経営執行役員を務め、「イノヴェート」の名で2億5千万ドルのヴェンチャー・ファンドを設立することに携わった。ペイパルで彼は世界各地の加盟店および利用客増加の責任者を務める予定。
ペイパルはもうまもなくイーベイからの分社化が実施される見通し。2週間前同社は証券取引委員会への提出文書で近日中の分社化実施を予告する内容を公表している。今年、イーベイは第1四半期に2400人の従業員を削減する予定と発表している。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Ruth Reader.)